ここでは2014年攔手拳講習会にて徐谷鳴老師より教授された秘訣の一部を紹介する。
以下はどのように戦うべきかの説明であるが、修得した身体の使い方や勁を、戦いにどのように生かしていくのか理解できるだろう。
もはや技術は必要ないのである。
凌空神勢門
ここでは2014年攔手拳講習会にて徐谷鳴老師より教授された秘訣の一部を紹介する。
以下はどのように戦うべきかの説明であるが、修得した身体の使い方や勁を、戦いにどのように生かしていくのか理解できるだろう。
もはや技術は必要ないのである。
腕にも肩にも力を入れず、内形で動く。この時、意識は敵との接触点や自身の身体ではなく敵に掛ける。
敵の防御の強いところを攻めても、力比べになってしまう。敵の弱いところを探し、(a)で攻める。
敵は「空間には何も無く、肉体には力がある」「固く力強いものこそ強い」と思って戦う。しかし我は(g)のように「空間には力があり、肉体の力は空間に融かし去ることができる」ことを知っている。既に戦う土俵が違っているのだ。
外形を無くせば、敵は我を感知することができず、力の及ぼしようが無い。それに対して我は内形や神の力で敵を攻撃することができる。
一般には防御が陰で攻撃が陽であるが、陰ばかりではいつしか打ち破られ、陽ばかりでは自分が固くなって敵に感知されてしまう。バランスが重要である。
さらに言えば、陽の中に陰が、陰の中に陽がなくてはならない。
混合勁のようにさまざまな力を一体化して攻撃すると、敵は防御することができない。
普通は空間には何も無く、肉体に力があると思われているが、実際には空間には強力なエネルギーがあり、それを用いて攻撃する。また、敵の肉体の力は空間に融かし去ることができる。
(2014/12/12更新)